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日本の末日聖徒イエス・キリスト教会歴史

發逹創刊−5

 

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汝の兄弟アルマ・オ・テイラー

テイラー師より指令書

(一三九四年八月ニ四日附)

親愛なる藤原長老(前文を略す) 

▲貴殿の任命は第一に日本において既に信者になりたる聖徒を管理し、良く補助指導の組識をなして聖徒の信仰を強め、キリストの事業を良く理解せしめ且良く之を示す事であるiケを傳導する事は常に價値ある仕事であるし、貴殿の任命權限内にある事ではあるが、併し第一に現在の信者を維持し、彼等の信仰を型うする事である。又如何にして隣人に(iケ)を教ふるかと云ふ事を教ふる事である。 

(併しながら)日本に於いて此の教會の仕事をなすに貴殿の全時間を費すと云ふのではない。貴殿は貴殿の生涯の仕事に落付き入る爲めに故國へ歸るのである。 

貴殿は適當な位値即ち職を探す事を欲するであらう。貴殿の任命はワード部監督(ビイシヨツプ)又はステーキ部長のものの如くで、自分自身を支持する自分の職を持ち、加ふるに貴殿は日本の信者を監督管理するのである。教會から來る手當は、教會義務をなす貴殿を、補助する爲めであるが、貴殿が近くに貴殿の時間の大部分をとり、貴殿を支持する事の出來る或る地位を得る事を期待するものである。 

我々は貴殿が日本に於ける聖徒の指導監督や組織には、貴殿自身の智識と判断を用ふる事を期待す。貴殿は教會本部だ報告する爲餘計な時間を費す必要はないのである。何時又は如何にして貴殿の任務を行ひ始めるかと云ふことに就ては各個人の責任の範囲を確かめねばならぬのである貴殿は日本の事情を熟知し貴殿の仕事をするに、方便、便宜を以て出來る丈の最善の努力をなす爲に日本へ派遣されたのである。 

我々はゆつくりと事を始めて決して喇叺の音(急激に美觀(大げさ)をもつてやらぬ様に注意する。日本傳導部は能動の傳道地として閉鎖され未だ通常の活動に復歸されないと云ふ事を記憶しなければならぬ、 

我々は貴殿の奉仕補助を通して、現在の教會信者を慰め祝bオ助ける事を望むのである。

是れが貴殿の第一の教會の仕事である。求道者にiケを述べる事は第二の仕事である。 

聖徒が共同一致し、良く交際しiケを研究する様彼等を助け、凡ての教會の活動方面に彼等を使ひなさい。貴殿は管理長老であるが併しそれは凡ての教會の仕事をすると云ふ意味ではない。貴殿が聖徒間に奨励する活動の割合に從つて貴殿の地位に於ける成功があるのである。彼等を教會事業に働かせる事が大切である。 

(中略)

貴殿が日本に着いた時に、適當な早さに奈良兄弟に通信して接した方が良いでせう。余が奈良兄弟に書いた手紙の複寫と、第一管長會の手紙の複寫を同封する。貴殿が日本へ着き事態の調節を感ずる迄、聖徒に如何なる形式的発表をもしない様になさい。 

貴殿自身が自己紹介をするより奈良兄弟が貴殿を紹介した方がよくはないでせうか。少くとも奈良兄弟に最初さうすることの機會を與ふべきでせう。 

アルマ・オー・テイラー