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メリディアン 日本語 |
日本の教会員 佐藤龍居兄弟のアメリカでの著述 1985年 5月5日 |
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佐藤龍猪兄弟の著述−8 予言者ジョセフ・スミスの友人(続き) ポーターはクリスマスの数週間前にミズーリ人たちの手からのがれて、ほとんど200マイルの道のりを歩き通してノーヴーに帰り、ちょうどクリスマスの夜予言者の宅に着きました。その時予言者の友人たちは大勢集って音楽とダンスでクリスマスの夜を楽しんでいましたが、お祭りさわぎの最中に肩まで長髪を垂らし、よっぱらっているらしい一人の男が、みんなが陽気にさわいでいる部屋の中へよろめきながら入ってきました。この男がミズーリ人のように見えたので予言者は巡査部長を呼んでこの無礼者をほうり出せと言いました。そこで取っ組みあいになったのですが、予言者は次のように言っています。「取っ組みあいの最中に私は何かのはずみでその男の顔を真正面から見た。その時の私の驚きと喜びは何と言ったらよいのか。それは私の長い間の心の友、残酷に迫害されて疲れきったオリン・ポーター・ロックウェル。彼は有罪の判決なしにミズーリの獄に入っていたのに今帰って来たのだ」。ジョセフ・スミスはロックウェルの長髪とぼろぼろのひげとに目をつけて、もし彼がその髪とひげを切らないまま忠実な教会員として留まるならば、彼は決して弾丸のお見舞を受けないと約束しました。ポーターはユタ準州の署長代理に任命された以後も決して無頼の徒であったことを思い出させなかったという名声をかち得ています。無頼漢たちはポーターを憎んで彼を殺そうとしましたが、良民たちはポーターが自分たちの友人であり保護者であることを知りました。 ある時、ムレーの酒場でデーヴ・デッブルが六連発のピストルを抜き出し近距離からポーターを射ちました。デッブルは射撃の名手として知られていた男ですが、署長代理はかすり傷一つ負いませんでした。デッブルは一瞬ギョッとしてあっけにとられていましたが、「あの男には魔がついている。魔がついている。」と叫ぶと酒場から飛び出して行きました。 千八百六十年代のこと、南カリフォルニアに於て当時無頼仲間で銃をとっては無双といわれた悪漢が犯罪仲間と「かけ」をしました。それは自分が馬でユタ準州まで出て行って、悪名高いポーターをやっつけたら自分の勝ちだがよいか、というのでした。それから数日間馬でやって来たギャングはリーハイとソルトレーキ市の間にある山の突端で何の疑いもなく愛用の四輪馬車でやってくるポーターと出会いました。長髪とぼろぼろひげに目を留めると、ギャングは馬車を走らせてきたポーターに「ポーター・ロックウェルかね」と大声をかけました。すると「そうだよ。何の用かね」という返事がかえってきました。それに対するギャングの答えは引き抜いたピストル。悪漢はニヤニヤしながら「これでお前は此世のおさらばだ。はるばるカリフォルニアからやって来たのはお前を殺すためよ」とおどしました。 これはポーターにとっては全く形勢が悪かったのですが、彼は即座によい知恵の浮ぶ人でした。彼は元々調子の高い声の人で興奮すると金切声になるのです。そして今は全く興奮していましたので金切声で、「雷管のないたま(裸丸)で人が殺せるもんか」と叫びました。これに誘われた悪漢がヒョイと自分のピストルに目をそらせたとたん、ポーターが電光石火の速さで自分のピストルを挙げて引き金を引く、するとドサッという音と共に土煙りがあがって…… 万事終り。」 5 May, 85
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