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メリディアン 日本語 |
詩
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最初の三つ 山風に松の梢は騒げども谷あひの梅咲き静かもれリ 25−1
祖父母らは電気毛布もエアコンもしらざりしなり今に呼びたし 27−3
カーブせるウインドガラスに映る身は我が望ましき長身痩躯 28−1
2007年11月23日の三つ 整然と苗の緑が並ぶ田に梅雨空映す水の面見ゆ 30−1
とりどりに彩なす色の紅葉を見る人もなし山深くして 30−2
幾筋も天地つなげて落雷の閃光を見ぬ花火好きの私 39−1
「雷(かみなり)が落ちる」と英語でいいますか?雷の音が強いとき、その雲が近いときに地面又は人や建物や高い木などに放電するのです。その瞬間に光の柱が立ったみたいな状態の時があります。人に当たると死んだりもします。でも家は十二階ですから、見渡すとその光の柱を少し離れたところで見ることがあります。私は花火が好きなので、自然が起こす花火ように感じて見ることがあります。 2007年12月7日の三つ この子らのこれより八十数年間如何なる世界を泳がむとすや 45−2 近代の医学技術の進み様目の当たりにして感激新た 47−1 すすみよう まのあたり かんげきあらた 地下鉄の向かひのガラス夜目遠目 皺など見えぬわたくしがゐた!53−1 ちかてつのむかいのガラス よめとおめ しわ などみえぬ私がいた! 2007年12月21日の三つ 老いてなほ衰へぬわが好奇心一人広場で月蝕を見る(26−2) パンジーの鉢を並ぶるマンションの玄関前は春のさきがけ(29−2) 人間は建て替えりフォーム能はねば復活の命に望みを託す(63−1) 2008年1月4日の三つ 旧友に会ふ期待持ち鄙びたる線略脇見つつ胸はふくらむ(85−2) 富士隠す黒雲の隙間に燃え立ちて血を噴くごとき没り陽の凄さ(86−2) 昔より好みしプラネタリウム誘はれて溢れる星空深呼吸せり(87−3) 2008年2月1日の三つ 見つけたるドイツの旅のメモ日記かかる日もありしよ君と二人に(87−2) 戦争の実体験なき世代の人ら政治外交の立役者なり(88−2) 戦前と戦後の日本の教科書は歴史の忠身に同じ国と思へず(89−2)
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